Case studies

ケーススタディ

Case 2贈与

アメリカ人の夫(米国籍)、日本人の後妻(日本国籍)、先妻の子供2人(米国籍)の家族構成です。妻は先妻の子供と養子縁組していません。今般、妻が両親介護のために日本に帰国予定です。将来、夫も日本に居住予定です。米国に10億円の金融資産があり、現時点で半分の5億円を妻に贈与するかどうか検討中です。 ①夫が米国トラストで自分の死亡時に、5億円が妻に、5億円が子供(米国居住)に贈与されるとした場合の日本の相続税はどうなりますか。 ②同じトラストで、その後、妻が死亡した場合は妻の相続した分も米国居住の子供に分配されるとした場合、日本の相続税はどうなりますか。

①夫が米国居住中に死亡した場合、妻が相続する米国財産5億円についてのみ相続対象となります。なお、妻は50%の配偶者控除があります。夫が日本居住中に死亡した場合、全財産10億円に相続税がかかります。 妻は50%の配偶者控除が受けられます。 ②米国居住の子供に相続税が課せられます。子供は妻と養子縁組していないので20%の相続税加算がなされます。

このケースにおいては、日本人の妻が日本に居住する前にアメリカで贈与を受けることが重要です。また、アメリカ人の夫が日本に居住する限り、その相続人であるアメリカ居住の子供は非居住無制限納税義務者になりアメリカの財産も日本の相続税の対象になります。

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