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第112回 実務対応報告第 18 号の見直し、地域別最低賃金の改定、ピタゴラス

2016年10月28日

1.会計(実務対応報告第 18 号の見直し)

 

ASBJでは、実務対応報告第 18 号「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」について、在外子会社が国際財務報告基準(IFRS)に準拠している場合、資本性金融商品に関するノンリサイクリング処理について親会社の連結財務諸表を作成するうえで修正を要するとすべきか等について、修正項目の見直しの検討を行っている。

また、親会社が日本基準、国内子会社が IFRS を適用している場合、親会社の連結財務諸表作成において実務対応報告第 18 号を適用できるように実務対応報告を修正すべきかについても検討を行っている。平成 29 3 月までに最終化することを目標として検討を進めている。

 

 

2.税務

 

日本政府は、平成28825日にパナマ共和国との間で租税情報交換協定に調印した。これにより、平成2511日以後に課される全ての種類の租税に関して当局間による情報交換が行われることとなった。具体的には、日本人がパナマに保有する金融・証券口座や取引の明細を国税庁が入手できるようになる。今回の協定は、これまで情報開示に消極的であるとされてきたパナマ政府が初めて締結した情報交換協定であり、今後同国が租税回避の防止のための国際的な枠組みに積極的に参加していくことになるか注目される。

 

 

3. 労務(地域別最低賃金の改定)

 

平成28101日以降、地域別最低賃金が順次改定された。地域別最低賃金全国加重平均額は823円(昨年度から25円引上げ)で、最低賃金が時給のみで示されるようになった平成14年度以降、最大の引上げとなった。最低賃金には、各都道府県に1つ定められた「地域別最低賃金」と、特定の産業に定められた「特定(産業別)最低賃金」の2種類があり、両方が同時に適用される場合は、高い方が適用される。

なお、最低賃金は毎月支払われる基本的な賃金をいい、臨時に支払われる賃金(結婚手当等)、1か月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与等)、時間外、休日及び深夜労働の割増賃金、精皆勤手当、通勤手当及び家族手当は含まれないため、使用者は注意が必要である。

(出典:厚生労働省HP、 報道発表資料20168)

 

 

4.今週の名言

 

怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。

(ピタゴラス「自分を動かす名言 佐藤優選」)

 

怒りをぶつけられた相手との人間関係の修復は、かなり大変か不可能になってしまうこともあります。感情のコントロールをできるかどうかが大人と子供の違いなのでしょうか。

 

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