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第137回 金融商品会計基準の動向(1)、日米間での国別報告事項、平成30年度の年末調整における留意事項、ヴァレリー

2018年11月21日

1.会計(金融商品会計基準の動向(1))

ASBJでは金融商品開発基準の開発(改正)に着手しています。現状の日本基準では、有価証券は保有目的で区分(売買目的有価証券、満期保有目的の債券、子会社株式及び関連会社株式、その他有価証券)した貸借対照表価額や評価差額の処理が定められていますが、今後IFRSとの整合性の観点から、上場株式についてOCI オプションを適用した場合、当該株式の売却時に損益が計上されず、また減損損失が計上されないこと(ノンリサイクリング処理)になる可能性があります。すなわち、何らかの特別損失を計上した際、保有株式の含み益で相殺して業績を調整するということができなくなる可能性があるということです。

2.税務(日米間での国別報告事項に関する自動的情報交換協定の締結について)

平成30年10月12日に日本と米国の間で国別報告事項の自動的情報交換に関する協定が締結された。10月末時点で同協定は発効している。懸案であった米国との間で国別報告事項の自動的情報交換が行われることで、子会社方式による提出が不要となったことは朗報と言えるだろう。

3. 労務(平成30年11月 平成30年度の年末調整における留意事項)

平成29年分までの年末調整における様式、「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」(兼用様式)が、平成30年分は、「給与所得者の保険料控除申告書」と「給与所得者の配偶者控除等申告書」の2種類の様式に変更された。

様式の変更に伴う控除額等の改正
1.配偶者控除:控除額が改正されたほか、給与所得者の合計所得金額が1,000万円を超える場合には、適用を受けることができなくなった。
2.配偶者特別控除:控除額が改正されたほか、対象となる配偶者の合計所得金額は38万円超123万円以下に 変更された。(出典:国税庁HP「配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しについて」より)

4.今月の名言

Le vent se leve, il faut tenter de vivre」(Paul Varely)

「風立ちぬ、いざ生きめやも」と、堀辰雄の訳で日本人にはよく知られているヴァレリーの詩です。
学生の時にこの詩に出会って感情を震わせたことを思い出します。

※第137回メールマガジン(2018年11月21日配信)「4.今月の名言」Paul Varelyフランス語の詩を
ご紹介させて頂きましたが正しく表示されずご迷惑をおかけしました事、お詫び申し上げます。

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